April 2008

2008年4月5日(土)
東京の桜もこの週末まで
 先月から桜の話題が続いていますね。 週初めに少しばかり気温が下がり、風も吹きましたが、何とか花は残っています。

 今日は、編集部のバンコク特派員から推薦があった、江東区の門前仲町に行ってみました。

 地下鉄の駅から地上へ出て南方向へ行くと、大横川沿いに桜の花が拡がっています。 素晴らしい光景、満開をちょっと過ぎた感じですが、舞い散る花びらを浴びるのも、いとをかし。

 川には、水面から観桜を楽しむ船が行き交っています。 橋の上では露店が店開き、芸能人などもやって来て、聞いたことがある歌を披露するなど、付近は桜祭り一色。 どうやらこの辺りは、 時代劇に出てくる「深川」といわれるエリアのようで、今でも残っている江戸の人々が桜を楽しむ風流を、少しばかり感じることができました。


2008年4月13日(日)
上野の森にある東京国立博物館

 先日、台東区上野の森にある東京国立博物館に行きました。 国立博物館は日本に4か所、東京の他には京都、奈良、そして福岡の 九州国立博物館 です。

 JR上野駅の西側に広がる上野の森は、博物館や美術館が集結しており、パンダちゃんがいる上野動物園もあるので、美術、芸術あるいは動物に造詣が深い方は、一日じゃ回りきれないほど。 でも、 アメリカ合衆国・ワシントンDCのスミソニアンの博物館・美術館群には敵わないかなぁ...。

 東京国立博物館には、本館(日本ギャラリー)、東洋館(アジアギャラリー)、平成館、法隆寺宝物館、表慶館などがありますが、この日は時間がなかったので東洋館だけしか見ることができませんでした。

 係員の方に写真撮影の可否について確認したところ、「撮影禁止」の表示がないものであれば、フラッシュ無しで撮影可とのこと。 今どき、日本の美術館・博物館では珍しいですね。

 館内を見て回っていると、どっかで見たような見ないような仏像や塑像などの展示物がいくつかあります。 その中でも一際眼を引いたのは、今日ご紹介している「土製施文具(どせいせもんぐ)」です。 これは、表面に文様を刻した円筒形のものに軸を通して、車のように転がすと、 帯状の連続的な文様を生成するというもの。 タイでは見なかったなぁ...、単に見落としていただけだったのかもしれませんが。 似たようなものが、中近東方面にあるようです。 古代の日本には無かった発想? 最近では「あしあと」などのスタンプがあるようですが、 大陸では 1800年以上も前から存在するんですね。 歴史の雄大さを感じる逸品でした。


2008年4月19日(土)
皇居の北側・北の丸公園に近い国立公文書館(左)と隣接する東京国立近代美術館(右)

 別に、東京の美術館・博物館の全館制覇を狙っているわけではないのですが、何故か今月はミュージアム行きが多い月になっています。

 今日は、国立公文書館に春の特別展「病と医療−江戸から明治へ−」を、そして隣にある東京国立近代美術館に「東山魁夷展」を見に行ってきました。

 国立公文書館は春と秋に特別展を開催しており、今回は歴史上の疾病の流行記録やそれを克服・予防するための医術や薬、また人体の構造や健康維持のための養生法などを解説した古文書や公文書が展示されていました。  この特別展は内容が濃く、入場も無料なので、見に行くようにしています。

 東山魁夷展は、日本を代表する画伯の生誕100年を記念して開催されているもので、東京の後には長野で開催されます。 編集部が東山魁夷画伯の日本画を意識しだしたのは、1986年頃に見に行った日展で、以来、 日展を見に行く時は必ずと言っていいほどチェックしていました。 自然の姿を同系色で暖かみをもって表現されている作品には、毎回のように驚かされたものです。

 東京のみならず首都圏には数え切れないほどの美術館や博物館があり、それぞれに個性ある展示物があり、企画展を開催していますので、とても全部は回り切れませんが、興味ある企画だけでも見に行ってみるつもりです。


2008年4月29日(火)
 今日は写真無し。 4月のゴールデンウィーク、平日だった昨日:28日(月)を挟んで、中には4連休だった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 この週末は福岡の編集部に戻りましたが、カラオケを歌った訳でもないのに先週後半から喉が痛くなり、微熱も出たので養生していました。 まぁ先週1週間は酒飲み「皆勤賞」ではありましたが・・・。

 暫く日記を書いてなかったので、編集部の安否を気にされる方もいらっしゃったかもしれませんが、とりあえず活きてはおりますので、ご安心下さい(謎?)。