May 2008

2008年5月10日(土)
♪初夏のうら〜らの?隅田川から見る晴海運河
 久しぶりにページを作ろうとしたら、世間はもう5月じゃないですか。 ゴールデンウィークなんて、とうの昔に過ぎ去っていました(笑)。

 そのゴールデンウィークの後半、福岡から東京支社の「監査」と称して編集部の一行が上京してきました。 こちらに来たからには、放っておく訳にはいかないので、 5年ほど前の チャオプラヤ川 との比較研究をすべく隅田川クルーズ(?)に行ったり、掴みどころがないような「どぜう」料理に連れて行ったり、 うやむや&ごた混ぜになるように「もんじゃ焼き」などに連れて行ったりしたのですが、シッカリ監査されてしまいました。

 5月2日〜3日にかけて、ミャンマー南部〜中部を襲った大型サイクロン(台風)の被害は、深刻なようですね。 もともと、大規模なサイクロンの被害に殆ど遭遇したことがないミャンマーですので、 「備え」が十分でなかったのは、ある意味仕方ないことかもしれません。 しかし、政府当局が的確な避難指示や気象予想をしていれば、少しは被害や犠牲者が軽減されていたのではないかと感じるのは、 編集部だけでしょうか? 5年前に訪れた、あの 物心共に美しいヤンゴンの街 が大きな被害に遭っているとは、寂しい限りです。 お見舞い申し上げます。


2008年5月11日(日)
タイ・フェスティバル 2008

 この週末、東京・渋谷区の代々木公園では恒例の タイフェスティバル が開催されました。 この催しは、第1回が開催された 2000年から続いているもので、 今回は9回目になるとのこと。 東京では毎年、5月のゴールデンウィーク明けの週末に開催されています。 久しぶりにタイの雰囲気を体感すべく、代々木公園に行ってみました。

 いやぁ、スゴイですねぇ。 NHK 横の並木道まで露店がギッシリ。 気温が急に下がり、天候が良くないというのに、凄い人出です。 スタッフの方にインタビューしたら、 天候の影響で昨年(2日間で30万人)より人出が少ないとのこと。 出展は100店ほどで、飲食店のみならず工芸品や雑貨を扱う店や、主催のタイ王国大使館やタイ国政府観光庁など、 王国関連のブースも多数ありました。

 会場では、久々にみつけた タイビール LEO を思わず手に取り、肌寒いにもかかわらずゴクリ! タイに居る時分に、 よく飲んだあの味でした。 さらに、これまで飲んだことがなかった Phuket Beer も入手、これから分析してみる予定です。

 このタイフェスティバル、5月24〜25日には名古屋でも開催されるとのことです。 この時期に名古屋に行かれる機会がある方は、覗いてみては如何でしょうか。


2008年5月17日(土)
中国の一般的な家屋建築の例
(陝西省・西安郊外:2003年8月撮影)

 週明けから季節外れの台風の日本への接近もあり、少し肌寒い日が続いた東京でしたが、週の後半は平年並みに戻りました。 来週はまた新たな台風が、沖縄、先島諸島から日本に接近しそうです。

 5月12日(月)の午後に発生した中国・四川省を震源とする大地震、毎日のように現地からの状況が報道されていますが、犠牲者の数は日々増加し続けています。 また、被害に遭った人々の避難先での生活も惨状を極めているようです。

 写真のように、歴史的に土作りの建築が多かったエリアで発生したことから、学校をはじめ、壊滅的な被害が発生しています。 日本からの救援隊が現地入りしたようですが、道路の寸断やライフラインの途絶などにより、 思うように活動が捗ってないようですが、一人でも多くの人が助かることを祈るばかりです。

 中国では1976年7月に河北省・唐山市で、マグニチュード7.8の大規模な直下型地震が発生し、24万人が犠牲になりましたが、残念ながらその教訓は活かされていなかったようです。

 一方、大型サイクロンに見舞われたミャンマーでも、既に6万人以上の犠牲者を確認しているにも関わらず、軍事政権は外国からの救援隊の入国を極端に「嫌がって」いますね。 何とか、門戸を開いて欲しいものですが・・・。

 そうは言っても、それぞれのエリアの歴史に育まれた国民性は、必ずしも我々が理解できるものではなさそうです。 我々日本人の考えや立ち振る舞いも、全地球的な眼で見れば「?」なことも少なくないようですからね。


2008年5月18日(日)
 今日は写真無し。 カウンタを見ながらずっと記録しているこのサイトのアクセス、おかげさまで5月上旬に 17万アクセスを突破しました。 このサイトをご覧になっている皆さん、 いつもアクセスして戴き有難うございます。

 このところの本サイトの状況を顧みると、この日記もなかなかサボり気味で、今年は現時点でここ数年に比べると最も遅いペース(=最も書き込みが少ない)になっています。 メインの「タイリポート」も、 新たなのページの追加は無く、今までのページへの加筆や改訂など。 他の「タイエピソード」や「特別リポート」も、更新カレンダーが止まったままですねぇ。

 どうやら、サイト内のどこかのページを更新すると、少しばかりアクセス数が増えてるような気がするのですが・・・。 気のせいかな?

 まぁ、だからといって「明日から心を入れ替えて、頻繁にページを更新します!」なんて宣言するつもりはありませんけど・・・。 マイペースで、ページの更新や日記の書き込みをのんびり進めていきますが、まぁ自分自身へのメッセージという感じで、 今日は独り言のような日記でした。 つまらん書き込みで悪しからず。


2008年5月25日(日)
東京都中央区銀座の中央通(銀座通)の地下にある共同溝

 東京都中央区の銀座。 JR東京駅から京浜東北線または山手線で1つ大阪寄りにあるJR有楽町駅を背中に、山手線の外側の方向に300mほど歩いた辺りに行くと、松屋(ファストフードではない!)や三越等のデパートが並んでいます。  その松屋デパートの地階から地下鉄銀座駅への地下道の出口の右側(東京駅側)に、共同溝の覗き窓を見つけました。

 共同溝とは、国土交通省・中国地方整備局のサイトによると、『2以上の公益事業者が公益物件を収容するため、道路管理者が道路の地下に設ける施設であり、道路の掘り返しを伴う占用を規制し、各種の公益物件を効率かつ機能的に集約、 整理して道路構造の円滑な道路交通の確保を図ることを目的としています。』と解説されています。

 簡単に言えば、ガス管や上下水道のための管、都心部では通信線や電力を送るためのケーブルなどを同じところに通すために、道路管理者(多くの場合は国道なので、 国のケースが多い)が、道路の特定の区間の下に作るトンネルのことです。 この共用のトンネルを作ることで、新たなインフラを敷設する時や古い設備を交換する時に、改めて道路を掘り返す必要がないので、交通渋滞が起こらないですよ!ということです。

 この共同溝、必ずしも東京だけでなく日本の多くのエリアに存在しています。 規模の大小はあれど、皆さんのお住まいの近くにもあるのではないでしょうか? 各地の地方整備局のサイトなどに共同溝が紹介されています。

 共同溝の中身は普段眼にすることはないのですが、こうして外から覗くことができるところもあるので、機会があったらちょっと覗いてみて下さい。 皆さんの生活を支えるライフラインの地下の様子がわかります、ちょっとした社会見学に如何でしょうか。


2008年5月28日(水)
 今年も5月28日がきました。 橋田さんに会えなくなって4年になります。 毎年この時期になると、このサイトの橋田さんのページを読み返しては、バンコクでの日々を懐かしく思い出しています。

 また、あの人懐っこい笑顔の持ち主、不屈の白髪将官殿 に会って、いろんな話をしたいものです。

 南部九州には「梅雨入りしたと見られる」宣言が出され、九州〜西日本方面では大雨の予報が出ていますね。 気をつけて下さい。