China Report 4.14

河南省・龍門石窟
〜龍門点描〜
 龍門石窟を近くで見ると、こんな感じです。 崖のかなり高い位置まで洞穴のようなもの(石窟)が大小無数に造られており、その中に、右の写真のように仏像(仏龕)が刻されています。


 龍門石窟の北側の門。 多くの観光客が入る南側ほど重厚ではありませんが、中国風建築の美しい門が造られており、「表札」には龍門石窟の文字が流麗な行草書体で書かれています。


 龍門石窟の北側で伊河を渡る橋(浸水橋?)から南方向を望む。 左手が龍門石窟で、向こうに見える橋が南側入口から入る時に下を潜った龍門橋です。


 龍門石窟最大の仏龕、奉先寺洞を伊河の対岸から見ると左の写真の感じです。 その大きさがお分かりになるでしょう。 右の写真は、龍門橋から北方向の龍門石窟を見たものです。


 龍門石窟対岸から見て、龍門橋を渡ったら、正面にある龍門石窟研究院/洛陽国際龍門石窟研究保護学会です。 門は閉ざされていましたが、 門には立派な表札がありました。

 龍門石窟から駐車場に向かう道(参道?)の両側には、日本の門前町の如く、いくつかの店などが並んでいます。


 まずは郵便局を見つけました。 中国の郵便ポストは日本と同じように赤いのですが、郵便局のイメージカラーは、何故か緑です。

 看板には「中国郵政 CHINA POST」と書いてあるので、判りやすいですね。


 決して賑わっている訳ではないのですが(笑)、土地柄もあってか、左の写真の店には「名家芸術画廊」「唐三彩」「天然奇石」の文字が。  右の写真の店は「古洛書院」の屋号で、牡丹画冊、牡丹字画、現場書写、現場作画、書画交流などの文字があります。 何となく、どんな店か察しがつきますね。


 「厠所」とはお手洗いのことです。 世界各地に共通するのですが、こういうところのお手洗いは、概して有料というのが半ば常識。 一般的にはワンコイン〜日本で言えば 10円とか 50円とか〜払って入ります。 トイレの前には、 シッカリ「集金人」が居ることが当たり前。 勇んで入った内部は、右の写真のとおりでした。 あ〜良かった!(何が?:謎→「女性の部」は、ど〜なっているんだろう?)  「比較トイレ学」ではありませんが、タイのトイレ事情は こちら をご覧下さい。


 洛陽市街の郊外の洛河沿いには、左の写真のとおり、電波塔と思われるタワーが建っていました。 高さは200mくらいでしょうか。 右の写真は、洛陽市内西部の中州西路の東端、中州中路から分かれる辺りから西を望んだものです。  これらの写真のとおり、洛陽には東京同様、周辺に高い山が無いので、こうして高いタワーを建てる必要があるのでしょうね。


 龍門石窟を探訪した河南省・洛陽の旅はこれでオシマイです。 次のページは、ここまでのページ作成に貢献した参考文献類のご紹介です。


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