September 2002

2002年9月7日(土)

タイのマネキン人形

 早いものでもう9月。 タイで迎える2度目の9月です。 そろそろ雨季も末期に入ってきました。 バンコク周辺ではそんなに雨が多いようには感じませんが, タイでも北部や南部では豪雨による冠水などの被害が出ているようです。 水源がタイ北部のバンコクを流れるチャオプラヤ川も,今月から来月にかけて, 北部の豪雨の影響で水位が上がり,場合によってはバンコクでも水害を被るのではないかと懸念する声も聞かれます。

 今日は,バンコクの衣類の市場であるプラトナーム市場に行ってみました。 いやぁ,凄かったですよぉ。 あるはあるは,とにかく衣類の山々ヤマ!  Tシャツ,ジーンズなんてのは無数に店がある。 また,ちょっとしたカジュアルウェアも,ここでジックリ時間をかければ,かなりお好みのモノが探せそうです。  ただ,バッタモノが多いので,その辺は覚悟を。 スーツなどのフォーマルウェアの店も何軒か見かけましたが,どうかなぁ?って感じ。 自分は帽子が欲しかったので, ゴルフの時にでも使えそうなキャップを2つでB300(=約\900)で買いました。 作りはマァマァ,値段相応でしたが,暫くは使えるでしょう。 写真はこちらの「一般的な」マネキン人形です。

 ここは,衣類の問屋街みたいなところのようで,地元の人たちは,肥料袋というか,セメント袋というか,あの大きさの袋単位で買って行ってました。 恐らく自分たちで売るために仕入れに来ているのでしょう。

 それから,ドイツ・オランダ訪問記,本日やっとのことで完結しましたので,ご高覧下さい。


2002年9月15日(日)


バンコクの西50kmほどのナコンパトム
にあるプラ・パトム・チェディ

 最近は,なぜかずっと涼しい日が続いています。 先月(8月)以降,殆どエアコンを使っていません。 昼間も夜も, 窓開けっ放し,夕方に一雨来ようものなら,翌朝の明け方は肌寒いほどです。 ここはアパートの6階で,安全面では(完璧ではないが)まぁ問題ないところ。  ヘンな話ですが,先月の電気代はエアコンを使う月の半分でした。 恐らく,同じ時期の日本より涼しかったのではないでしょうか?

 先週の木曜からまたお腹の調子が悪くなっています。 1月のような強烈性は無いのですが,便が緩くなって,いつもほどの空腹感はなし。 まぁ, 食べられないことはありません。 救いなのは何度となくやってくる周期的な「襲撃」が無いことと,汗や尿など別ルートでの水分排出ができていることです。  本当の下痢の時は,腸から体内への水分吸収ができないので,汗や尿が出ませんからねぇ。

 これは腸内の細菌バランスが崩れたのだろうと,整腸剤と乳酸菌飲料を飲み,土日はうどんのようなもので過ごしました。 気だるさや発熱などは無いので, 週が明ければ徐々に元に戻るでしょう。

 日本ではこのようなときには,うどんやおかゆを食べますが,タイではセンミー,センレックなど米粉を材料にした麺類やバナナを食べるようです。  勿論「辛さ」はそれなりに調整しないと,後で「マフラー」から火を噴くことになります!

 旅行で来られた方の中には,滞在数日後からこのような症状が出る方もあります。 体の「いらんモノ」を出そうとする下痢は止めてはいけません。  暫くは消化のいい物を摂り,整腸剤や乳酸菌飲料などで腸を整えることをお勧めします。

 昨日,久しぶりに「バイヨークタワー2登頂」記をアップしました。


2002年9月22日(日)


イタリアはシチリア島からやって来たTony(左)とDany(右)
 タイでは,バンコクを流れるチャオプラヤ川の上流に当たる北部の各地域で水害に見舞われ,相変わらず連日のようにニュースで取り上げられています。  チャオプラヤ川の水位も通常に較べるとかなり上がり気味です。 今後の雨の降り方にもよりますが,日本の梅雨と同様,タイでも雨季の末期(9〜10月)は,注意が必要なようです。

 さて,先週1週間,イタリアのシチリア島からの客人を迎えました。 彼らは9月13日(金)に挙式をあげ,新婚旅行でバンコクにやってきた Tony と Dany です。  ドイツ・オランダ訪問記パース・シンガポール旅行記でもお判りのとおり,今まで世界各地を旅して回った折には,地元の皆さんに泊めて貰ったり,食事に招待して貰ったり,あるいは地元の観光名所を案内して貰ったりと散々世話になりました。 そこで今回は少しでもその恩返しができればと思い,金曜日の夕食に彼らを招待しました。 子供達も名札(英語+カタカナ)を準備したり,英語で自己紹介をしたりと,なかなか協力的でした。  土曜日にはローズガーデン(バンコク旅行者にとっては,定石の観光コースの一つ)を案内し,ワニや象,蛇などとの記念撮影を楽しんでました。

 ハネムーンだったので過度なお節介は慎みましたが,彼らも満足していたようです。 我が家のゲストブックへのメッセージと,「家族で必ずシチリアに遊びに来いよ!」という言葉を残して, 次の目的地インドネシアのバリ島へ向かいました。 我が家にとっては初めての西洋からのお客さんでしたが,それなりに思い出に残るような持て成しができたものと思っています。