JA6YBR/b 近影


諸元

ビーコンの装置

棚に納められた装置の様子 左下(黒):安定化電源装置(市販品) 左上(銀):CPUバックアップ電池装置 右 (銀):ビーコン送信装置 右手前  :SWR計

電源引き込み部

既存の単相3線200[V]SW.BOX内にフューズホルダー・△に組んだZNRバリスターを アレスターとして組み込み、その後に漏電ブレーカーを経由してビーコンの装置へ 供給している。

送信ANT

3階建てサークル棟屋上のTV.ANTの上に取り付けられたヘンテナ

ビーコン装置の周りの
シャックの様子

左側のビーコン装置が納められている棚はコンクリートアンカーで壁に固定。 引き込まれたANTケーブルは天井づたいにバンドで固定。 電源のキャプタイヤーケーブルはワイヤープロテクターに納め強力な両面テープで 壁に固定。

JA6YBR/b 諸元

1.周 波 数  50.017MHz
        (摂氏-30度〜60度において偏差 +/- 0.1ppm 以下)
2.出   力  50/10/1/0.1W(公称)
3.アンテナ  ターンスタイルヘンテナ 地上高 20mH 水平偏波全方向性
4.運 用 地   宮崎市学園木花台1-1 宮崎大学無線部内
         GRID LOCATOR:PM51RT 北緯  31度 49分 11秒
                    東経 131度 25分 38秒
5.送信内容 メッセージは,以下のとおり3つに分けて,いくつかのテレメ
              トリを入れています。

  1)通常メッセージ
   VVV VVV VVV DE JA6YBR MIYAZAKI PM51RT トツー トトツー トトトツー 
   トトトトツー

    通常メッセージは,VVV に続きコールサイン,QTH,グリッドロケータ
   を 50W で送信し,その後に出力可変のキャリアを4秒間ずつ送信(以下,
   「キャリアモード」という)しています。

 2)定時小メッセージ(毎時0分,30分)の例
   DE JA6YBR NW 0428 0830JST 0427 2330Z BT SOL 062 BT TX VC 13.7V IC 
   7.8A BT PSE REPORT VIA BURO OR MIYAZAKI UNIV RADIO CLUB MIYAZAKI 
     JAPAN BT トツー トトツー トトトツー トトトトツー AR

     定時小メッセージは30分間隔で,毎正時と毎時30分(ビーコン搭載の内
      蔵時計による)にの時点で流れている通常メッセージの後に送信されます。
   DE JA6YBR の後,それぞれ4桁の数字で日付と時刻を JST 及び UTC
   (Z-time)で表示します。 その後に太陽の自転状況を数字で表した SOL:
   ソーラーパラメータ,送信装置の入力電圧/電流を知らせる TX VC/IC を
   送出し,受信リポートを求める定型フォーマット,キャリアモードに続き,
   AR で終了します。 

  3)定時大メッセージ(3時間間隔)の例
    DE JA6YBR NW 0428 0900JST 0428 0000Z BT SOL 063 BT TX VC 13.7V IC 
   7.8A BT HR QTH MIYAZAKI UNIV 10KM SOUTH OF MIYAZAKI CITY BT TX 50/10
     /1/0.1W INTO A TURN STYLE 20MH BT PSE REPORT VIA BURO OR MIYAZAKI 
     UNIV RADIO CLUB MIYAZAKI JAPAN BT トツー トトツー トトトツー 
    トトトトツー AR

        毎日午前0時から3時間間隔で1日8回,同じ時刻に送出されます。 
      この時は定時小メッセージと重なりますが,この大メッセージが優先して
      送出されます。 送出のタイミングは定時小メッセージと同じです。 
      内容は定時小メッセージに設備,アンテナ,ロケーションの紹介を加えた
      ものです。

 註1:送信出力
     キャリアモード以外は,全て最大出力(50W)で送出しています。 相対
        的に出力を知りたい場合は,30分間隔で送出している定時小/大メッセ
        ージ中の TX VC/IC により知ることができます。 VC/IC は,直前の通常
        メッセージの 50W 送信時の測定値で,精度はそれぞれ +/-0.06V,+/-0.3A
        以下です。 効率は正確に計測していませんので,出力の絶対値は残念な
        がら正確には判りません。 なお,送信機の発信部には朝日電波の Poco
        を,ファイナルには 2SC2290x2 のプッシュプルを,それぞれ使用してい
        ます。

 註2:キャリアモード
     キャリアモードでは,以下のとおりパワーを変えています。
      トツー:50W,トトツー:10W,トトトツー:1W,トトトトツー:0.1W
    パワー可変は最大出力に対して -7dB,-10dB,-10dB のアッテネータを切り
        替えて運用しています。

 註3:ビーコン搭載の内蔵時計
     JA6YBR ビーコンで送出する日付/時刻は,搭載した内蔵時計(RP5C15)に
        より管理しています。 精度は月差5秒以内ですが,長い間校正していな
        いので,実際には,数十秒〜数分ずれているものと思います。 なお,
        このビーコンの制御部には Z80 CPU を搭載しています。 停電時のバック
    アップをしているのはこの部分です。

 註4:SOL:ソーラーパラメータ
     このパラメータは,JE1BMJ:日笠さんと私で考え出したもので,詳細が
        必要であれば別途メイルしますが,簡単に説明すると地球からのみかけの
        太陽の自転周期(27.2753日)ごとに 000〜359 の数値を繰り返し送出する
        もので,太陽の自転状況を把握することができます。

6.機器供与関係者  送信部設計製作提供:JH6AVS 竹谷昌之氏
           制御部設計製作提供:JE1BMJ 日笠 繁氏

 現在の装置は JH6AVS:竹谷さんと JE1BMJ:日笠さんとの共同作品で,送出メッセ
ージは衛星のテレメトリをイメージしたものです。 

 以上です。 JA6YBR ビーコンも,運用開始(1985年11月)から11年,1サイクルを
経過し,出力を 50/10/1/0.1W 可変運用に変更(1989年5月)して,8年を過ぎました。
台風対策のアンテナのメンテ以外は,殆ど手を加えていないのですが,まぁ,うまく
動いてくれており,私もビックリしています。

                         de JF6DEA/KE1EO in 福岡
                         NIFTY:HAG04250 木下司朗
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  E-mail:jf6dea@ja6ybr.org