September 2009

2009年
9月5日
(土)
【千代田区の出光美術館に陶俑を見に行く】
千代田区・出光美術館で明日まで開催

 早いもので(と毎年のように言っていますが・・・)、今年も残りは4か月です。 8月31日(日)に行われた衆議院議員選挙では民主党が圧勝、政治の体制が変わって国民生活にどのような(良い or 悪い)影響が及ぶでしょうか?

 読書の秋、食欲の秋、そして芸術の秋・・・との世間の「声」を遵守し、千代田区の有楽町駅の近くにある出光美術館に「中国の陶俑」を見に行きました。

 この出光美術館は、帝国劇場が入っているビルの9階にあるのですが、下の帝国劇場では、某Jニーズのなんとかさん(編集長はもうオヂさんなので、誰だか知らない・・・)が舞台に出るというので、妙齢の女性が大挙押しかけてまして、 その大勢の女性陣の間を通って美術館行きのエレベーターに乗るひとときは、勝手に「優越感」に浸ってしまいました(笑)。

 さて、出光美術館の陶俑は、中国の前漢・後漢時代の灰陶加彩から、隋の時代を経て、唐の時代の唐三彩に至るまでのさまざまな陶俑(一部は木俑)が展示されていました。 時代を経るに従って素朴なデザインが技巧的になり、 題材もシルクロードの西から伝わったソグド人(西アジア〜中近東東部の民族)や駱駝など、徐々に世界が拡がっていく様子がよく判りました。

 2003年8月に中国・西安に行った時 に訪れた、西安の陜西歴史博物館で見た素晴らしい唐三彩を思い出し、早く「西安・洛陽旅行記」を仕上げなきゃなぁ・・・と、 少しばかり反省(?)しているところです。


2009年
9月12日
(土)
【新政権はいかに舵を取るのだろうか?】
 昨日は New York の「9・11」から8年目でしたね。 本サイトでも 2004年9月11日 に、 今は無き New York の World Trade Center を偲ぶ記事を日記に書いています。

今が見頃? 百日紅(サルスベリ)の花

 選挙が終わって、どうやら政権も替わるようですね。 来週から暫くは、その話題で持ちきりでしょう。 でも政権替わって、国民の生活が少しでも豊かになるのか・・・?  8月の選挙は今までの国のやり方に国民が一石をを投じた結果なのですから、新政権にはそのあたりをしっかり認識して戴き、これからの日本をどうしていくかについて、 シッカリ議論した上で舵を取って戴きたいものです。

 ここのところの「国のやり方」には、国民に対する説明が不十分なものが多いと感じます。 テレビの地上ディジタル化や裁判員制度など、 何のためにその制度が必要かについて国民には十分説明がなされないまま、なし崩し的に実施されているようです。

 新政権がどのような姿勢で国を率いていくのか、興味津々です。


2009年
9月19日
(土)
【「シルバーウィーク」・・・ねぇ?】
 東京も昼間の暑さもかなり和らぎ、明け方は少しばかり寒ささえも感じる時期になりました。  桜の樹も少しずつ葉を落とし始めたようですね。

この9月のカレンダー

 「シルバーウィーク」と、今朝もラジオで伝えています。 今日から、人によっては連休になる5日間、世間ではそう呼ばれてるらしいですね。  でもねぇ・・・この「シルバーウィーク」って、何か違和感あるなぁ。

 誰が名付けたのか(恐らく、どっかのマスコミでしょうけど)、この名称、パッと聞いたところでは、お年寄りを大事にする週間?のようです。  まぁ、この5日間の敬老の日が入っているから? そうか、5月の「ゴールデンウィーク」に次ぐ連休だから、オリンピックじゃないけど「シルバー」、 そして敬老の日もあるから「シルバーウィーク」ってことにしたんでしょうね(編集部推測)。

 来年の9月は、連休になりそうにないですねぇ。 敬老の日は、過去の「9月15日」から「9月の第3月曜日」になりましたが、秋分の日は毎年変わるので、 必ずしも9月の第3週末と繋がる訳ではなさそうですから。 来年のこの時期は何と称されるのだろう?


2009年
9月20日
(日)

空の日
バスの日
【今日は「空の日」そして「バスの日」】
 今年の「シルバーウィーク」、東京支社の活動を停止し、一時的に本部に出張しています。  まぁ、簡単に言えば猫みたいに餌を食べに本部に戻っている感じ・・・?

 今日は「空の日」ですね。 羽田から福岡に向かう飛行機の中で、「空の日」の記念にとマグネットを戴きました。 編集部では、かつてからシンボルカラーが青い航空会社を贔屓にしています。 今日の飛行機は少し小さかった (B767-300) ので、羽田空港第2ターミナル:70番乗り場から飛行機に乗りました。

ANAさんの「空の日」記念品

 機内では離陸時の、少し背もたれに押し付けられる感覚で眠りにつき、水平飛行になる頃に目が覚めるというのがいつものパターン、機内放送は落語を聴いています。 飲物が配られて、 着陸態勢に入る前に「空の日」記念のマグネットが配られました。

 この「空の日」は、もともとは 1910(明治43)年に、日野・徳川両大尉が、東京・代々木の練兵場で、日本で初めて動力飛行を披露したことを記念するもので 1940(昭和15)年に「航空日」を定めたことに遡ります。  しかし、第2次世界大戦後はGHQにより航空活動が禁止されたため、暫く途絶えていましたが、1952(昭和27)年に民間航空が再開された後、 1953(昭和28)年に「航空日」が復活。 その後、 民間航空再開40周年を記念して 1992(平成4)年に「空の日」が制定されました。

 同じく今日は、1903(明治36)年に日本で最初のバスが京都で走った日を記念した「バスの日」でもあります。 東京・千代田区の丸ビルでは、この「バスの日」を記念するイベントが開催されましたよ。


2009年
9月21日
(月・祝)

敬老の日
【10月の「九州観光物産フェア2009」】
 休み中にあちこちネットサーフィンしてたら、去年も行った、あの催しを見つけました!

昨年の「九州観光物産フェア」の様子

 昨年10月の日記 にも紹介した「九州観光物産フェア」、東京の渋谷区・代々木公園イベント広場で 10月の3連休に開催されたもので、オイシイものは勿論、 郷土芸能などがその場で体験できたので、結構楽しめました。 東京に居ると、このような九州の情報が乏しいので、思わず嬉しくなります。

 今年も10月10日(土)〜12日(月・祝)の3連休に、昨年と同じ東京の渋谷区・代々木公園イベント広場で開催されるとのこと。 よ〜し、今年も行ってみるぞぉ!

 このイベントのウェブサイトも こちら に準備されているようですので、興味ある方は是非ともご覧下さい。


2009年
9月22日
(火・祝)

国民の祝日
【ハンガリーの田舎産でも「トカイワイン」】
ハンガリーの名産「トカイワイン」

 遠い昔(笑)に本サイトの タイ鉄道ヲタク の取材の際にお世話になった日本語達人氏、現在は日本に帰国されているのですが、先日お邪魔する機会がありました。  その折にご馳走になったのが今日の写真、ハンガリー名産の「トカイワイン」です。 田舎産でも「トカイワイン」とは、単なるオヤヂ・ギャグですが...(寒)

 東欧のハンガリーは、アジア民族の国。 トルコなどと同様、親日の国で知られています。

 この「トカイワイン」、なんとこの 2月 に山梨で「勉強」してきた貴腐ワインの一種とのこと。 ワインを作る葡萄が育っていく中で、一定の期間に、 一定の気温・湿度が保たれると葡萄に特定のカビが生え、水分が著しく少なくなります。 この特定のカビが生えた葡萄で作るワインが貴腐ワイン。 一般のワインに較べると甘さが強い味です。  葡萄にこの特定のカビを生やすことは極めて難しく、「貴腐」という名がつくほどのレアものなのですよ。

 このワイン、アルコール度数が 12% でしたが、流石貴腐ワイン、甘さが強いものでした。 ひぇ〜、まさか一生に2度も貴腐ワインに巡り会えるとは...! チョイトばかり幸せなひとときでした。  日本語達人氏さま、有難うございました。


2009年
9月23日
(水・祝)

秋分の日
【秋分の日・彼岸花そしておはぎ】
「曼珠沙華(まんじしゃげ)」とも呼ばれる彼岸花

 今日は秋分の日。 英語でも "Autumnal Equinox Day" と呼ばれ、これまで北半球側にあった太陽が南半球側へ赤道を跨ぎ、昼夜の長さが同じ(="Equal")になる日です。

 日本での秋分の日は、先祖を大事にするお彼岸。 丁度今頃に咲く赤い花は、彼岸花と呼ばれ、先祖にお供えする菓子も秋の七草(萩、桔梗、尾花、撫子、女郎花、葛、藤袴)の一つから名を取った「おはぎ」ですね。

 日常の季節の変化を、その時々のアイテムの名前として呼ぶ... 日本語は、季節に敏感に反応した素晴らしい言葉です。


2009年
9月27日
(日)
【ハチを見かけて、な〜んも考えん】
ふと見かけて、写真撮影に成功したハチくん

 9月も、もう終わりですね。 東京は、昼間でもかなり過ごし易くなりました。 街の出で立ちも、秋の雰囲気です。

 先日、ボサ〜ッとしていたら、ハチくんが1匹飛んできて、その辺の花に出入りしておりました。 世間では、ミツバチの数が減少している影響で植物の交配ができず、実が成らない果物などもあるとか...。  勿論、蜂蜜もだんだん口に入り難くなるんでしょうねぇ。 日頃はな〜んも考えてなかったのですが、ハチくんの影響って結構大きそうですね。

 今日は、な〜んも考えんで書いてます。