September 2014

2014年
9月9日
(火)
【101年目のロバート・キャパ】
 あっという間に9月。 早いもので(と、毎年口にしているようですが...)今年も2/3が終わりました。

 日本時間の今朝試合があった、テニスの全米オープン選手権、決勝まで勝ち進んだ錦織圭選手は、善戦しましたが残念ながら優勝を逃しました。  しかし堂々の準優勝、日本のテニス界に旋風を起こしたのは間違いないところです。 おめでとうございます、そしてお疲れさまでした。

 先のサッカーのワールドカップもそうでしたが、マスコミはチョッと騒ぎ過ぎでしょうか? 決勝に進んだことは喜ばしいことですし、勝って欲しいのはヤマヤマですが、ここ数日の報道を見て、試合前にあたかも勝つのが当然のような番組構成は如何なものかと感じました。


筑後市の九州芸文館(上)で開催されている
「101年目のロバート・キャパ」展

 さて、本サイトの日記のページで何度かコッソリ登場している Robert Capa(ロバート・キャパ)の写真展が、福岡県南部・筑後市の九州芸文館で開催されているので、先日見に行ってきました。  Robert Capa (1913-1954) は、ハンガリー出身の写真家で、スペイン内戦、第2次世界大戦、ベトナム戦争などに従軍して、前線の様子を写真の形で世間に伝えた戦争ジャーナリストの草分けです。

 編集長は小学校の頃に彼の名前を知って興味を持ったのですが、これが、後の映画「遠すぎた橋」や、日本の先駆的戦争ジャーナリストの沢田教一、一ノ瀬泰造への興味、そしてバンコクで一時期お世話になった 橋田信介さん に繋がっています。

 今年は Capa の生誕101年目となり、東京(東京都写真美術館)と、九州芸文館の2か所で写真展が開催されたものです。

 展示内容は、これまでに本で読んだものや他で見たものもありましたが、作品には Capa の人間性が現れたものも多くありました。 流石にプロのカメラマンだけに、瞬間でシャッターを決断するものであっても、被写体に綺麗にピントが合っており、その表現力は素晴らしいものでした。

今夜のスーパームーン

 今夜は満月(厳密には十六夜:立待月)のスーパームーン。 今年は月が地球に近い状態で満月を迎えるスーパームーンが多いですね。

 ヤクザ映画を見た後で、肩で風切った(ふりして)歩くわけではないのですが、Capa の真似して(笑)、今日の月の写真を撮ってみました。 もうかなり高く上がった時の映像なので、周りに何も無くチットも面白くありません。

 満月の撮影は「光源」を撮るのとほぼ同じなので、カメラのシャッター・スピードは比較的短くしても映像に収めることができます。 しかし、レンズのズームをフルに活用して望遠モードで撮影することになるので、手ブレがあったら致命的です。  最近のカメラは手ブレ防止機能がついているものが多いようですが、念を入れて三脚を使ったり、建造物などにカメラを密着させてブレないように撮影すると、うまく撮れるようです。(1)


2014年
9月17日
(水)
【70年目の Market Garden】
書籍や映像で残る Market Garden 作戦を
題材にした A Bridge Too Far

 70年前の今日は日曜日。 英国の地では、教会で行われているミサの頭上を、夥しい飛行機が轟音と共に飛び立っていきました。

 1944年9月17日(日)、連合軍は、オランダ・Arnhem のライン川に架かる橋の奪還を最終目標にした Market Garden 作戦を開始します。 今日はこの日から70年目です。

 当時のこの戦いで犠牲になった皆さんを、深く追悼します。 平和な日々が続く日本は幸せです。 この平和な日が末永く続いて欲しいものです。

 1944年の Market Garden 作戦については、このサイトの こちら をご覧下さい。(2)