Report 11

バンコクのタクシー
手軽に使えるタクシー。 黄色と緑は「個人」タクシー

 公共交通機関の利便性が決して「良い」 とはいえないバンコクでは,どこへ行くにもタクシーの活用が不可欠です。  右の写真はバンコクで最も数が多い(と筆者は感じている)ごく普通のタクシーです。  話によると,この「黄色+緑」のカラーリングは,日本で言えば「個人タクシー」とのこと。 (蛇足ですが,日本では,宮崎県えびの市の「えびのタクシー」が,かつてはこのカラーリングでした。)

 タクシーは手軽に利用でき,また簡単に拾えるので,我々「外国人」 にとっては手軽な交通手段となります。 頭に "TAXI-METER" と明記している車はメーター制のタクシーです。  「捕捉」手段は簡単で,道を流しているタクシーであれば,手を挙げるなり,人差し指を出して手を水平に示すなりして 「乗るぞぉ」という態度を示せば停まってくれます。 また,ホテルであれば, フロントやドアマンに頼めば呼んでくれます。 

「黄色+緑」以外のタクシーもある
これらは「法人」タクシー

 タクシーの車種は,日本の「カローラ」,「サニー」が圧倒的に多く,時々1800ccクラスの「コロナ」 に当たることがあります。 日本のように小型・中型などのクラス分けは無いため,"大きな"車に当たった時はトクした気分。

  タクシーを捕まえたら,扉は自分で開けてください。 恐らくタクシーのドアが「自動」なのは,私の知る限り日本だけです。 そのままじっと立ってると,運転手からヘンな顔されて,そのまま行ってしまいますよ!

 さて,タクシーに乗る時は,まず運転手に行き先を告げます。 「タイ語は必須か?」のページのとおり, 運転手の殆どは英語が話せないので,タイ語で告げるか,自分が行きたいところの近くにある目印的な建物や地名を伝えなければなりません。 また,信じられないかもしれませんが,タイの人たちは地図を見ることに慣れてないので, いくら地図を示しても理解して貰えないケースが多々あります。 さらに,日本の運転手ように道を良く知っているわけではないので, 目的地を知らなければ「乗車拒否」されることもあります。 簡単なタイ語会話の本を片手に乗る方が無難かも...。

  うまくタクシーに乗ることができたら,運転手がメーターを起動することを確認して下さい。 下の左の写真が, タクシーに付いているメーターです。 最初は "35" (2001年11月現在)を示します。 中には, メーターを動かさない悪質な運転手も居るようですから,要注意。(幸い,筆者はまだ「当たった」ことがないが...) この場合は「メーター」と指をさして注意を促すか,それでもメーターを動かさないようであれば, 途中で降りることをお勧めします。 クレームを受け付けてくれるところもある(タクシーによっては車内に電話番号が明示してある) ようですが,英語で受け付けてくれるかな...?

 
メーター制タクシーのメーター(左)と一部のタクシーには掲示がある料金表(右)
 料金は日本と同じく距離と時間によるメーター制で,最初の2kmが35バーツ(=約\100:2001年11月現在)です。  メーターの下の大きな数字が料金,上の左が時間,右が距離を示します。 下の右の写真は料金の目安です。 これは一部のタクシー車内に明示されています。 目的地によっては,ハイウェイやエクスプレスウェイ,或いはトールウェイ (高速道路)を使うかどうか,運転手が聞くことがあります。 "ハイウェイ OK" や "No トールウェイ" と言えば, 大抵通じます。 高速道路の料金は料金所でお客持ちで払いますので,高速道路を使うときは, 100バーツや50バーツ,あるいは20バーツ紙幣を数枚準備しておいて下さい。 高速料金は高くても,料金所1回当たり50バーツです。  領収書が要るときは「コー・バイセッ・ノイ」と言えば,運転手が領収書を貰ってくれます。

 料金表の拡大と更なる解説,そして降りるときのノウハウ(?)は,こちらに示しますが,20km乗っても120〜150バーツ (=約\330-400)ですから,特に複数で利用するときは他の交通機関より安いケースが多いようです。(2001年11月記)